塗装の役割は、お客さまが大きな金額を支払って買った大切なお家を外側から守ること。
でも、外壁には「うれしい」「楽しい」という感情、ココロを持っているわけではないですよね。
せっかく塗るのなら、ココロに訴えかけたい。私たちの仕事から生まれるものを、楽しみに待ってほしい。
そのきっかけの1つとしてはじめたのが、塗装を手がける1棟1棟にお花の名前をつけることでした。
なかには「そんなコドモだましな…」と思う方もいるかもしれませんが、不思議なことに名前をつけるだけでお客さまのほうから「だったら、こんな風にしてみたい」「この色とこの色を組み合わせてみたい」などのご意見をいただけるようになったのです。
私たちはそのご要望にお答えするために日々経験を積み、技術を磨き上げています。
さあ、私たちと一緒に、参加型の「お花」塗装で楽しい塗り替えを体験してみませんか。
塗装職人、とひとくちにいっても実は大きく分けて3種に分かれます。戸建を専門にやっている外壁塗装屋さん、マンションなどの集合住宅をやっている塗装屋さん、そしてテナントなどの「装飾塗装」を手がける塗装屋さんがそれです。
戸建を専門にやっている塗装屋さん、集合住宅をやっている塗装屋さんは、根っからの職人さんが多く、塗る技術は申し分なくとも、「色合わせ」と呼ばれる塗料の色調整が苦手な方が多いもの。
一方、装飾塗装を手がける職人は、塗ることはもちろん、メーカーでも作り出せない色を出したりする「調色」にも長けています。そして、ペンキを使って模様を描いたり、打ちっぱなしのコンクリートを、まるで大理石のように塗装したりと、特殊な塗装を多く経験しています。
清水塗装店は、長く装飾塗装を手がけてきた職人が集まってできたプロ集団。テナントの塗装で培った経験と技で、お客さまの大切なお家をキレイにしながら守ります。
打ちっぱなしのコンクリートに装飾塗装を施した施工例です。
ピンクとクリーム色の石をつなぎあわせているように見えますが、石のつなぎ目(目地割)の部分も塗装で表現しているんです。目地の割り方でいろいろなデザインができるんですよ。
近年は塗料開発の技術が進み、汚れを防ぐ塗料をはじめ、さまざまな機能を持ったペンキが続々発売されています。
そのためか「塗ってしまえば問題ない」という考えを持つ業者が増えてしまったことは否めません。
でも、私たちは、そんな塗料まかせの塗装をよしとしていません。お客さまにとって、外壁塗装は大きなお買い物であり、これから住み続ける家を守る唯一の手段。
お客さまに費用を負担していただいている限り、外壁の補修はもちろん、もっと質感を意識したり、思い通りに発色するまで重ね塗りをしたり、手間ひまかけて塗装していきたい。私たちはそう考えます。
上下の御影石のような質感は、吹付塗装で表現したもの。そして、ブロックの部分は何度も重ね塗りを施し、塗料本来の色を再現しました。灰色のブロックをこんな風に真っ白に塗るのは、本当に手間ひまかかるものなんです。